世界史をテーマにした映画や、世界史上の事件に際して制作された絵画・音楽についてまとめてみました
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題名(愛国者)からしてすでにアメリカ万歳的な予想が立ちますが、 内容もやはりアメリカ万歳です。
家族愛を絡めながら、独立戦争を描いていくそのストーリー展開は、見事としかいいようがなく、主演メル・ギブソンの細部にまで気の行き届いた演技、長男ガブリエル役のヒース・レンジャー等の充実した脇役、壮大な戦闘シーン、正確な時代考証など、どれをとってもすごい映画だと思うのですが、日本での知名度がイマイチと感じるのは気のせいなのでしょうか。
戦場に出かける時のベンジャミン・マーティン(メル・ギブソン)を見送る時のシャーロット(ジョエリー・リチャードソン)の目を閉じるだけの演技、炎につつまれた家から出てきてこちらに向かって歩いてくるベンジャミン・マーティンが一瞬横を向くシーン、ガブリエル(ヒース・レジャー)が口の中をインクで真っ黒にしてきたのを見たベンジャミンのちょっと眉をあげるだけのシーン、コーンウォリス将軍(トム・ウィルキンソン)がかかしを持って部下が入ってきた時にみせた動かない演技(と音楽)など、いいなあというシーンが満載です。
戦闘シーンの迫力もすごいです。イギリス軍って、ヨーロッパでの戦争でのクロスファイアの中もああやって胸をはって進軍していった話を聞いていましたが、実際に映画の中でどんなものだったかを見ると、ものすごいと感じます。
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