世界史をテーマにした映画や、世界史上の事件に際して制作された絵画・音楽についてまとめてみました
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イタリアコメディアン界の至宝ロベルト・ベニーニの監督・脚本・主演の「ライフ・イズ・ビューティフル」は第二次世界大戦期のイタリアを舞台にしています。
まるでドイツ占領下のようだったり、強制収容所がイタリアにあったり、ご褒美の戦車はアメリカ製だったり、やや無理矢理感が見られたりしますが、主人公グイドの妻・子供に対する愛情表現の舞台としてわざわざ設定したようにも思われます。
笑いにあふれたコメディタッチの前半に対し、重い展開になる後半。その中でもユーモアを失わずに子供をはげまし、妻に対する愛情を伝えようとする主人公。放送をのっとるシーンや食堂から外に向かってジャック・オッフェンバックの「舟歌」を流すシーンは思いっきり泣けます。
「ボンジュール」の呼びかけ、「ショーペンハウアー」の意思の力、マリアの「キー」など、前半ちりばめておいた伏線を、うまい具合に回収しながらストーリーを展開していくやり方は見事だと思いました。
ロベルト・ベニーニ主演・監督「ライフ・イズ・ビューティフル」[DVD]
└ 全編を通して流れる音楽も素晴らしい。
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